情報大航海時代

世相の道

― 無上霊宝 神道加持 ―

御霊を羅針盤に、自神で舵を切る

ほんま、すごい時代になりました。

分からないことがあれば検索する。

昔なら図書館へ行って、本を何冊も引っ張り出して、ようやく見つけていたような情報が、今ではスマホひとつで数秒です。

歴史でも、政治でも、健康でも、料理でも、神社でも。

何でも出てくる。

そして今は、そこへAIまで入ってきました。

聞けば答える。

文章も書く。

画像も作る。

計算もする。

調べものまで手伝ってくれる。

ちょっと前までなら、

「そんなもん未来の話やろ」

と言っていた世界が、もう普通に目の前にあります。

便利です。

ものすごく便利です。

ただね。

ここで一つ、大きな問題が出てきました。

情報が少なかった時代は、

「情報を持っている人」が強かった。

でも今は違います。

情報が多すぎるんです。

多いなんてもんやない。

もう海です。

大海原です(笑)

しかも、その海には、

正しい情報もあれば、

間違った情報もある。

思い込みもある。

宣伝もある。

思想もある。

切り抜きもある。

誰かの願望もある。

そして、

ものすごく自信満々に書いてある間違いもある(笑)

これが一番ややこしい。

文章が上手いから正しいとは限らない。

専門用語が並んでいるから正しいとも限らない。

「研究では」

「海外では」

「科学的には」

と書いてあっても、

その研究、どこの研究やねん。

その海外、どこの国やねん。

その科学、何年の話やねん。

ということも普通にあります。

今までは、

情報がないことが問題でした。

これからは、

情報がありすぎることが問題になる。

私は今の時代を、

「情報大航海時代」

やと思っています。

情報という大海原

昔の大航海時代。

船乗りたちは、まだ世界の全体像が分からない海へ出ていきました。

地図も不完全。

天候も読めない。

海流も分からない。

下手をすれば戻って来られない。

だからこそ、

星を見て、

風を読み、

波を感じ、

方角を確かめながら進みました。

今の私たちも、よく似ています。

ただし、

今の海は水ではありません。

情報です。

SNS。

ニュース。

YouTube。

検索。

ブログ。

動画。

そしてAI。

毎日、とんでもない量の情報が流れてきます。

その中を私たちは進んでいます。

スマホという船に乗って(笑)

そこで必要になるのが、

羅針盤です。

では今の時代の羅針盤とは何なのか。

私は、

自分で感じ、自分で考え、自分で確かめる力

だと思っています。

情報を見た瞬間に、

「なるほど!」

で終わらせない。

一度、

「ほんまか?」

と置いてみる。

元の資料を見る。

反対側からも見る。

時系列を見る。

数字を見る。

誰が言っているのかを見る。

その人が何を前提にしているのかを見る。

そして、自分の中に生まれた小さな違和感も無視しない。

ここが大切やと思うんです。

五感を失わない

人間には五感があります。

見る。

聞く。

嗅ぐ。

味わう。

触れる。

ところが今の生活は、

この五感よりも、

画面から入ってくる情報の方が強くなっています。

朝起きてスマホ。

電車でスマホ。

休憩中もスマホ。

寝る前もスマホ。

下手したら、

今日の空の色は覚えてへんのに、

知らん人の炎上は知っている(笑)

ちょっと不思議な時代です。

外から入ってくる情報が増えれば増えるほど、

逆に、

自分自身の感覚が分からなくなっていくことがあります。

だから私は、

これからの時代ほど、

五感を整えることが大切になると思っています。

五感が整ってくると、

その先にある、

直感。

洞察。

閃き。

違和感。

そうした感覚にも気づきやすくなる。

ただし、

「なんとなくそう思ったから正しい」

という話ではありません。

ここを間違えたらあきません(笑)

感じることと、確かめること。

この両方が必要です。

「面白い」と「真実」は違う

私は歴史を調べる時も同じです。

面白い説を見つけても、

すぐには乗りません。

史料はあるのか。

年代は合っているのか。

考古学と矛盾しないのか。

人口はどうなのか。

その移動は本当に可能なのか。

兵站はどうなのか。

別の史料には何と書いてあるのか。

そうやって一つずつ見ていく。

すると、

最初は、

「おお!」

と思った説が、

三十分後には、

「あかんやん(笑)」

となることもあります。

逆に、

最初は地味に見えた話が、

調べれば調べるほど、

「これ、かなり重要やん」

となることもある。

情報大航海時代では、

派手な情報ほど目につきます。

でも、

派手であることと、真実であることは別です。

面白いことと、

正しいことも別です。

この区別を失った瞬間、

情報の海は、とても危ない海になります。

AIは羅針盤ではない

AIも同じです。

AIはものすごく便利です。

これから人間の能力を大きく広げていく道具になるでしょう。

でも、

「AIが言ったから正しい」

これは違います。

AIも間違えます。

しかも困ったことに、

結構きれいな文章で間違えることがあります(笑)

せやから余計ややこしい。

私は、

AIは羅針盤ではないと思っています。

むしろ、

ものすごく性能のいい船です。

速い。

大量の情報を扱える。

今までなら何日もかかったことを、

短い時間で進めてくれる。

こんなありがたい船は、

使ったらええんです。

でも、

どちらへ向かうのか。

何を信じ、

何を確かめ、

どこへ進むのか。

そこまで船に決めてもらったら、

話が違ってきます。

どれだけ性能のいい船でも、

行き先がなければ漂流します。

情報が増えても、人は迷う

私は昔、

情報が増えれば増えるほど、

人は賢くなると思っていました。

でも今は、

少し違う見方をしています。

情報が増えれば増えるほど、

迷う人も増える。

何を信じたらいいのか分からない。

誰の言葉が正しいのか分からない。

昨日まで正しいと言われていたことが、

今日には逆になっている。

そんなこともあります。

だから今必要なのは、

情報をさらに詰め込むことだけではありません。

自分の中に、

静かな基準を持つことです。

自分の身体。

自分の感覚。

自分の経験。

自分の良心。

そして、

長い時間をかけて培われてきた知恵。

それらを一度、

自分の中心へ戻しておく。

そうすると、

少しずつ海が読めるようになります。

風向きが変わったことにも気づく。

波がおかしいことにも気づく。

小さな「あれ?」を、

見逃しにくくなる。

外を見るために、内を整える

私は倭呼吸を通して、

人間本来の感覚を整えることを大切にしています。

それは別に、

世間から離れて山へ籠もろうという話ではありません(笑)

むしろ逆です。

これだけ情報に溢れた社会を生きるからこそ、

自分自身の感覚を取り戻す必要がある。

外の世界を見るために、内を整える。

昔の船乗りは、

星を見て自分の位置を知りました。

では、

今の私たちは、

何を見て自分の位置を知るのでしょう。

フォロワー数でしょうか。

いいねの数でしょうか。

再生回数でしょうか。

検索順位でしょうか。

AIの回答でしょうか。

もちろん、

そうしたものも一つの数字です。

でも、

それだけでは足りません。

最後に問われるのは、

自分は何を大切にして生きるのか。

そこやと思います。

世界中の情報を手に入れられる時代になりました。

それは本当にすごいことです。

でも、

世界中の情報を手に入れた結果、

自分自身を見失ったら、

ちょっと笑えません。

無上霊宝 神道加持

神道には、

「無上霊宝 神道加持」

という言葉があります。

無上。

この上ない。

霊宝。

この上ない宝とは何か。

私は、

御霊であり、魂である

と受け取っています。

知識でもない。

肩書でもない。

財産でもない。

誰かから与えてもらうものでもない。

人はすでに、

この上ない宝を内にいただいて生きている。

それが御霊であり、

魂です。

だからこそ、

外にばかり答えを求め続けるのではなく、

自らの御霊を鎮め、

魂を磨き、

自らの内にある神性を見つめていく。

そして、

そこから自分の進む道を定めていく。

AIがどれほど賢くなっても、

御霊までAIに預けることはできません。

SNSがどれほど大きくなっても、

魂の行き先まで決めてもらう必要はありません。

人は外に答えを探します。

もっと凄い情報はないか。

もっと凄い人はいないか。

誰か自分を導いてくれる人はいないか。

でも、

その前に見てほしい。

自分の中には、すでにこの上ない宝がある。

御霊がある。

魂がある。

だから私は、

この情報大航海時代に、

こう伝えたいのです。

この上ない宝である御霊をもち、
神道を、自神で舵を切りなさいよ。

船はAIでもいい。

海図はインターネットでもいい。

便利なものは、

ありがたく使えばいいんです。

でも、

羅針盤まで誰かに渡してしまったらあかん。

そして、

自分の人生の舵まで、誰かに握らせたらあかん。

この上ない宝は、

もう自分の中にある。

御霊という宝を胸に、

魂を磨きながら、

自神で舵を切ればいい。

情報大航海時代。

大海原は、

もう目の前に広がっています。

さて。

あなたは、どこへ向かいますか。

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