天光言霊昇魂祈念

天光言霊昇魂祈念法

— 魂を光へと導く古神道の祈り —


祈念法とは ― 修奉(しゅうほう)の道

倭呼吸塾 光修道院の祈りは、単なる技法ではありません。
は「自らを修め整える」、は「天(あめ)に捧げ仕える」の意。
すなわち祈念は、己を磨きつつ、その行いを天に修奉する道です。

この修奉の枠組みのもと、息・言霊・意識を調え、招魂 → 鎮魂 → 昇魂を次第に行います。
言霊法・結界法・神癒法・遠隔法・玄光法を用いて魂の位相を正し、魂・人・場を本来の光へと調え直します。
それは慰めや気休めではなく、正道の祈りを修奉する実践です。

なお、特定の信条を強いるものではありません。必要に応じて医療や専門機関と併用し、現実の暮らしを静かに整えることを重んじます。
また、倭呼吸(やまとこきゅう)を併修すると、場と心身の整いが日常に定着しやすくなります。


本質 ― 魂と場を光へ調える祈り

人は生きるうちに、先祖や過去世、土地や人との関わりから生じた因縁・想念を無自覚に背負うことがあります。
それらは心身や暮らしに影響を及ぼし、無垢な心や生命力の発露を曇らせます。
天光言霊昇魂祈念法は、こうした結び目を光の理に沿って整え直し、魂・人・場を本来の位へと帰すための道筋を静かに、確かに開きます。


招魂(しょうこん)― 原因を呼び迎え、由来を見極める

招魂は、乱れや不調の根となる御霊・想念・因縁を正しく呼び迎える起点の祈りです。
人・家系・土地・歴史に結ばれた見えざる縁をたどり、その「何が/いつ/どこで/なぜ」を静かに見極めます。
祝詞と言霊で場を澄ませ関わる存在を秩序へ招ぎ寄せ、心・身体・魂の通り道(気脈)を確保します。
ここで因縁の根をあぶり出すことで、続く鎮魂(秩序の回復)昇魂(本位への還座)が正しく機能します。


鎮魂(ちんこん)― 荒ぶる氣を鎮め、秩序を取り戻す

鎮魂は、祝詞奏上により荒ぶる氣や恐れの想念を鎮め、気脈と場の乱れを整える祈りです。
迷い・怨嗟・恐怖といった重い渦を静め、心身と空間の秩序を回復させます。
場が澄みわたることで、昇魂へと続く道が開かれます。


昇魂(しょうこん)― 魂を本来の御座へと導く

昇魂は、天地を貫く天御光柱(あまのみひかりばしら)を建立し、禊がれた因縁を光へ昇華する祈りです。
鎮魂により整った場に光の柱を立て、招ぎ寄せた御霊を本来の位へと還します。
こうして過去から現在へ連なる結び目は解かれ、心・躰・魂が清められ、場と人の調和が同時に整います。


現代のご相談と祈念法の対応

占い・カウンセリングに寄せられる典型的なお悩みを、招魂 → 鎮魂 → 昇魂の三段でどう整えるかに結び直して整理しました。
「自分のケースはどこに当てはまる?」という視点でご覧ください。

1. 心の不安・モヤモヤ・睡眠不調(息苦しさ/焦り/悪夢/動悸)

招魂:不安の根(出来事・想念・他者感情の影響)を呼び迎え、由来を見極める。
鎮魂:恐れ・緊張の渦を静め、自律神経が整う状態へ場と気脈を調える。
昇魂:澱みを光へ返し、胸の中心(中今)の静けさを回復。

期待できる変化:呼吸が深くなる/寝つき・目覚めが楽になる/理由のない不安が薄れる。

2. 人間関係(夫婦・親子・職場・友人/距離感・同調疲れ・孤立感)

招魂:関係に絡む見えない結び(過去の角立ち・言えなかった言葉・家系因縁)を特定。
鎮魂:怒りや怨嗟の想念を鎮め、誤解の渦を解いて対話可能な場へ。
昇魂:関係の“正しい距離”を回復し、健やかな縁の流れへ。

期待できる変化:言葉が届く/ぶつからずに意思を伝えられる/同じ争いが繰り返されにくくなる。

3. 仕事・進路・金銭の滞り(決断できない/流れが止まる/奇妙な不運の連鎖)

招魂:滞りの根(恐れ・過去の失敗の刻印・他者評価の呪縛)を見極める。
鎮魂:過剰な自己否定や焦燥を鎮め、判断の軸(中今)を立て直す。
昇魂:古い縛りを光へ返し、進む道の合図が見えやすい流れへ。

期待できる変化:選択肢が絞れる/必要な情報や出会いが揃う/金銭の出入りが安定する。

4. 家・土地・空間の違和感(重い/落ち着かない/事故物件・改築後の不調)

招魂:土地・建物に結ばれた因縁(歴史層・出来事・記憶)を招ぎ寄せて由来を特定。
鎮魂:場の乱れ・結び目を解き、気脈を通す。
昇魂:天御光柱を建立し、空間を本来の位へ返す。

期待できる変化:空気が軽くなる/日差しや風が心地よく感じられる/家族の会話が増える。

5. 霊的体験・怖れ(視線を感じる/金縛り/夢に同じ人物が出る 等)

招魂:体験の正体(想念の残渣・憑依・地縛・投影)を識別。
鎮魂:干渉を鎮め、結界で過度な影響を遮断。
昇魂:御霊を本来の御座へ導き、関わりを清める。

期待できる変化:恐怖心が和らぐ/同様の現象が減る/生活のリズムが戻る。

6. 家系・先祖・繰り返す出来事(同じ不運・病・破綻が代々続く感覚)

招魂:家系に流れる未消化の想念・出来事を呼び迎え、層(レイヤー)を特定。
鎮魂:遺恨・未達の想いを鎮め、悼みと感謝を整える。
昇魂:縁の癒しと継承の光を立て、連鎖を終息へ。

期待できる変化:同じパターンが弱まる/家族内の空気が優しくなる/節目が整う。

7. 喪失・グリーフケア(別れ・流産・中絶・戦没者の弔い)

招魂:別れの痛みと未完の想いを迎え、その意味とつながりを見極める。
鎮魂:悲嘆の渦を静め、語れなかった気持ちに光を当てる。
昇魂:御霊を本来の位へ返し、愛の記憶として心に宿す。

期待できる変化:胸の詰まりがほどける/故人を優しく思い出せる/前へ進む力が戻る。

8. 子ども・敏感さ(夜泣き・場の影響を受けやすい・学校や集団がつらい)

招魂:子や家の場に結ばれた要因(環境の乱れ・恐れの記憶)を特定。
鎮魂:生活空間の気脈を整え、安心の場を回復。
昇魂:光の柱を立て、日常でのケア(呼吸・言霊)を伝える。

期待できる変化:落ち着きが増す/笑顔や食欲が戻る/外出や登校のハードルが下がる。
※医療行為ではありません。必要時は専門機関と併用し、心の安心を支えます。

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祈念後に訪れる変化

祈念を受けると、心と身体、そして暮らしの中に穏やかな変化が現れ始めます。
それは特別な現象ではなく、内なる調和が整うことで自然に訪れる“本来の姿”の回復です。

  • 心の変化:不安や重さが軽くなり、気持ちが穏やかで前向きになる。
  • 身体の変化:呼吸が深くなり、眠りが安らかになり、自然治癒力が高まる。
  • 人間関係:家族や職場での関係が和らぎ、誤解や停滞が少しずつほどけていく。
  • 環境の変化:空気が澄み、空間が明るく感じられるなど、場のエネルギーが整う。
  • 意識の変化:直感が冴え、物事の流れや意味が自然に理解できるようになる。
  • 生き方の変化:本来の自分に戻り、自分の使命や進む道が見え始める。

これらは個々に異なりますが、多くの方が「心が軽くなった」「空気が変わった」「自然と笑顔になれた」と語られます。
祈念は奇跡を起こすものではなく、あなた自身が内なる光を取り戻すための“きっかけ”なのです。


実績

十余年にわたり全国を巡り、古戦場・空襲地・震災地・山川海など五百ヶ所超で祈念を実施し、天御光柱を建立。
地鎮(地震の鎮め)への奉修、封印された神々・龍神の復活、歴史の闇に屠られた名のある人々・名もなき人々の想いの昇華、先祖供養、個人・家系・土地・家屋に関わる因縁の調和、封印解除、戦没者・無縁仏の昇魂など、現地および遠隔で多数行っています。
祈念の折に自然界の兆し(突風・地鳴り・日輪・鳥や蝶の飛来)が現れることもあります。人においては、隠れていた事象が表に現れ、最善に整えるための気づきが訪れ、最終的にはご自身の力で解決へ歩み出されます。これらは特別な力の誇示ではなく、天命に応じ淡々と祈りを重ねてきた記録です。


お受けいただく流れ

一、事前の聴き取り

ご相談の趣旨(個人・家系・土地・史跡・人間関係・体調など)と、現状・経緯・ご不安を丁寧に伺います。

二、祈念の執行(遠隔/対面)

遠隔または対面にて、招魂 → 鎮魂 → 昇魂を順次行います。対象が広域・複層の場合は、段階的に複数回に分けて整えます。

三、結びと日常の整え

祈念後の状態を確認し、乱れを繰り返さぬ在り方をお伝えします。倭呼吸(やまとこきゅう)を併修すると、心身が活性化し耐性が向上します。

四、後日の確認

一定期間をおいて変化を確かめ、必要に応じて追祈念や場の整えを行います。


結び

封じられたものは、
天光言霊昇魂祈念法は、御霊と人と場が本来の位へ還るための道筋を、静かに、確かに開きます。
内なる光を呼び覚まし、天地と響き合う調和へと歩みを進めてまいりましょう。


安全上のご留意とお願い

天光言霊昇魂祈念法は、長年の修行と導きのもとに体系化された神法です。
本ページの内容を参考に独自に実施された行為につきましては、安全や結果に関する責任は負いかねます
この神法は、指導者の立ち会いのもと、心身の状態や段階に応じて慎重に行う必要があります。

また、本祈念法は宗教の教義・医療・心理療法の代替ではありません。
体調や精神面に不安がある場合は、まず医療・専門機関へのご相談をおすすめいたします。
なお、効果や結果の保証はいたしかねます。実践の判断と責任はご自身にてお願いいたします。

祈りは奇跡を起こすための術ではなく、光を思い出すための道です。
どうか焦らず、心を整え、天と地とともに静かに歩んでください。

※本祈念法の内容は、体験的・精神的な学びを目的としており、特定の結果や現象を保証するものではありません。
本ページの内容を参考に独自に行われた実践・判断の結果については、当方では責任を負いかねます。必要に応じ、医療・法律・専門機関等と併用の上でご判断ください。

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